こんなにあるの!?貸し倉庫の種類3選を紹介
貸し倉庫にはいくつか種類がある
一口に貸し倉庫といっても、実はその種類はいくつか存在します。貸し倉庫やトランクルームなど、色々と耳にすることがありますが、これらは倉庫業法という法律で定義された分類なのです。これらを知っておくことで、貸し倉庫に関する理解が深まるでしょう。
一般的な貸し倉庫とは
貸し倉庫とは、その名の通り倉庫のスペースを貸し出す形態のことを指します。これは賃貸借契約が存在する立派な賃貸業のことなのです。そして、貸し倉庫を利用するのは、主に法人であることが多いです。法人が利用するのでスペースが広い倉庫が少なくありません。法人が利用するということは、倉庫内に保管する荷物は会社の資産となります。そのため、耐震構造などがしっかりしている物件であるか見極める必要があります。
あまり聞きなれない営業倉庫とは
営業倉庫と呼ばれる倉庫も存在しますが、営業倉庫という言葉自体あまり聞きなれないかもしれません。これは倉庫を用いた営業のために国土交通大臣の登録を受けている倉庫のことを指します。貸主の物ではなく、借主などの他人の物品を保管するのに利用されます。営業倉庫を営むためには、倉庫業法で定められた登録を行わなければなりません。また、営業倉庫には1類倉庫・2類倉庫など、複数の分類が定められています。
身近な存在であるトランクルームとは
トランクルームを利用している人も少なくありません。トランクルームとは、先述した営業倉庫の分類の1つであり、一般消費者から寄託された物品を保管するために利用されます。自宅で収納スペースが足りないという人達が借りることが多いです。トランクルームには、マンションタイプやコンテナタイプなどがあります。
3PLの正式名称は、サードパーティー・ロジスティクスです。企業が持つ業務内容のうち物流分野に関して、第3企業に委託する業務形態をとっています。効率的な物流ビジネスの根源とも言えるでしょう。